レイヤの話、続き

レイヤの統合について。

同じレイヤ同士をを結合する分には全然問題無いのですが、
違うレイヤ同士を結合するときはちょっと注意が必要なのでそんな話を。

  
サンプル画像でリナイさんなんて。説明の都合上茶髪になって頂きました。
ま、説明に使う程度なので適当にー。
通常レイヤと乗算レイヤ、それから加算レイヤを使いました。見れば判りますね。

通常×乗算
 
便宜上背景に色を付けております。
左が結合する前、右が結合した後です。
前ページで説明したとおり、乗算レイヤは白が透明化されますが、通常レイヤはそうではないので、
結合したときに、乗算レイヤの白で塗られた部分が白く見えてしまいます。
画像では色の淵の部分にちらほら。
つことでパーツ分けをキチンとした後、乗算レイヤで陰をつけて、
それを結合するとちょっと縁が汚くなると思います・・・・。
私は未だにこの解決法が解らないです。線を太くかけってか。

通常×加算
 
左が結合する前、右が結合した後です。色が微妙に違ってるのはまあお気になさらずに。
加算レイヤは黒が透明化されますが、通常レイヤはそうではないので、
結合したとき、加算の黒が黒く見えています。

通常×減算
これはちょっと特殊なので。
 
わかりやすいように画像を変えました。下地の部分が通常レイヤで、陰の部分は減算です。
この二つを直接結合すると右のようになります。
これは減算レイヤの特性として、色を反転して合成するという点が上げられますので、
通常レイヤと結合すると色が反転してしまいます。
 
これを防ぐにはまず通常レイヤを減算レイヤにしてしまいます。
するとレイヤの属性が同じなので結合しても何ら問題はありません。
が、元通常レイヤだったモノの色が反転されていないので、
フィルタ→ネガポジ反転で色を反転しておきます。これやらないと悲惨です。ひー。

 
したらこんな感じになりますので、通常レイヤに戻してもう一度ネガポジ反転を掛けます。

  
するとこうなります。一応比較の為に普通に結合したモノと比べますねー。
こんな感じです。